ノコギリヤシの発毛効果

ノコギリヤシは9月から1月にかけて、赤い果実をつけます。その赤い果実に、発毛の効果があるとされ、近年では、発毛商品として多く商品化されています。


発毛における効果が確認される以前から、ノコギリヤシは、古くから泌尿器系疾病に効果があるとされてきました。ノコギリヤシは、前律線炎・前立腺肥大・夜尿症・女性の機能性不妊症・母乳の分泌を促進・かぜ・上気道カタル・喘息などに効能があり、さらに前律線を肥大させる原因、男性ホルモンを阻害する働きがあることから、ヨーロッパでは、医薬品として利用されています。


では、ノコギリヤシが発毛にどのような効果・効能があるのかを説明しましょう。髪の毛は、成長→退行期→休止のサイクルを繰り返し、寿命を終えると抜け落ちます。そのサイクルの中で休止期の時期を抑え、成長期を増やす働きがノコギリヤシの果実に含まれるとされています。


ノコギリヤシの果実には、薄毛の原因の１つDHT（ジヒドロテストステロン）の発育を抑える効能がありますが、抜け毛や発育の他にも、頭の皮脂分泌量を減らし、フケを減らす効果もあるようです。


しかし、即効性があるものではなく、1ヶ月～1ヶ月半、ノコギリヤシを試す必要があるようです。ストレスの多い現代、男性のみならず、女性も発育・育毛の問題を抱えており、ノコギリヤシは、今後も中高年の必需品となるでしょう。